ブルースでは“弾きすぎ”に注意しましょう|トモ藤田の「ギターは一日にして鳴らず!」

ブルースでは“弾きすぎ”に注意しましょう|トモ藤田の「ギターは一日にして鳴らず!」

譜面はこちら→ギター・マガジン2024年7月号
https://x.gd/hvgRi

ギターは一日して鳴らず! 第25回

 今回の譜例ではブルースを取り上げましょう。ブルースはシンプルな3コード進行とペンタトニック・スケールを覚えればなんとなく弾けてしまうので、初心者がやるものだと考える人もいるかもしれませんが、しっかりとブルースを演奏できるギタリストは少ないと感じます。簡単そうで実は難しい音楽なんですね。多くの人がやりがちなミスは、覚えたコードやスケールをどんどん弾こうとしてしまうということ。多くの音を弾きすぎて、ブルースに大切な“間”がなくなってしまう人が多いです。ブルースという音楽はプレイヤー同士の音での会話やお客さんとのコミュニケーションが大切なので、そのための隙間を作らないと良いフィールが出ないわけですね。

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